電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-7-1
アレイヘッド信号等化に伴うジッタ量
○佐藤信之・村岡裕明(東北大)
HDDのトラック密度の増加に伴いトラック間干渉(Inter-Track Interference, ITI)が問題となっている.ITIを抑圧するためにアレイヘッド再生によるITIキャンセルが提案されている.筆者らは,デュアルヘッド再生を用いて信号処理を適切に行うことで幅広のヘッドを用いながらITIを抑圧し,各トラック同時復号を従来法よりも簡易に行える手法を検討している.再生波形の非線形ノイズについて,デュアルヘッドを用いた信号等化がジッタノイズに与える影響を議論した.ヘッド再生信号と等化後信号のジッタノイズ量を比べるとほぼ変化がないことが分かり,波形等化に伴うジッタノイズの強調はほぼ起こらないことが確認された.