電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-4-5
ハイブリット・プラズモニックスロット位相変調器アレーを利用した光ビーム走査素子の提案
○桑村有司(金沢大)
ハイブリット・プラズモニックスロット位相変調器をN本に並べたアレー導波路を利用した光ビームステアリング素子を提案した。波長λ=1.55μm、アレー導波路の全幅をWとし、1番目とN番目の位相変調器出力端での伝搬モードの位相差が360度となるようにして他の変調器端の位相を線形に変化させた場合、提案したアレー導波路からの出射される光の偏向角θはθ=Arcsin(λ/W)でほぼ定まる。この原理を確かめるため、W=2.6μmの間に9本のプラズモニック位相変調器を並べたアレー導波路からの光放射パターンを2次元FDTD法を用いて数値計算した。光出射パターンから見積もった偏向角はθ=約36度となり、光ビーム走査素子が実現できることを実証した。