電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-76
マイクロ波と高周波電流を併用した鉗子型外科処置デバイスの血管封止能力評価
◎杉山将志・齊藤一幸(千葉大)
近年,外科手術において小さく迅速な加熱ができるエネルギーデバイスが求められている.現在,外科手術においてはエネルギーデバイスとして高周波電流による電気メスがよく用いられている.しかし,電気メスでは組織凝固の時の組織の炭化やそれに伴う発煙が問題である.一方,マイクロ波による加熱では,電気メスに比べて緩やかで安全な加熱凝固が可能である.また,発煙もないため内視鏡や腹腔鏡などを用いた狭視野の手術に対してメリットが大きい.筆者らは,マイクロ波凝固機能を付すことで電気メスのデメリットを取り除き,様々な手術に利用できる凝固切開デバイスの開発を続けてきた.そこで本検討では,ブタの血管を用いて本デバイスの血管封止能力評価を行った.