電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-75
高周波コネクタ実装コプレーナ線路基板を用いた微量液体の広帯域誘電分光の基礎検討
◎中村昌人・田島卓郎・井上鈴代・瀬山倫子(NTT)
マイクロ波-ミリ波帯の分光では生体試料の誘電緩和が観測されることから,細胞の代謝や血液成分の非侵襲センシングへの応用が期待されている. 誘電緩和は水の配向緩和を主成分としたブロードな緩和現象であり,広帯域な誘電分光には同軸プローブが広く用いられている.一方で,コプレーナ線路(Coplanar Waveguide: CPW)を用いた液体測定はマイクロ流路を集積することによりμLオーダーの微量サンプルで広帯域な誘電分光が可能であり,生体試料の測定により適した手法である.先行研究では主に高周波プローブが測定に用いられており,高周波コネクタの実装に関しては検討がなされていない.本稿では高周波コネクタを実装したCPWによる誘電分光の検討結果を報告する.