電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-45
送受信両経路で低損失特性を有する超伝導伝送線路切替器の設計
○池内裕章・河口民雄・塩川教次・澤原裕一・加屋野博幸(東芝)
送受信のアンテナを共用する場合、送信系と受信系の各経路に切り替えるための伝送線路切替器が用いられる。伝送線路切替器には、受信機の高感度化と送信機の省電力化のために、送受信経路共に低損失特性であることが望ましい。我々は、過去に超伝導回路と切替素子で構成した伝送線路切替器を報告している。過去の報告では、受信経路に対して送信経路の損失が大きく、送受信両経路で低損失特性を得ることが課題であった。
本報告では、送受信両経路における挿入損失0.3 dB以下を目標として、伝送線路切替器の新規構成の提案を行い、伝送線路を超伝導膜で構成することを想定したシミュレーション結果を報告する。