電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-9
局発周波数制御による高周波アナログビームフォーミングに関する一検討
○福田敦史・岡崎浩司・楢橋祥一(NTTドコモ)
第5世代通信システムでは、トラヒック増大に対応するため、高い周波数帯での広帯域伝送が要求されている。また、伝搬損失を補うため、多数のアンテナ素子を用いた狭ビーム形成法が検討されている。広帯域信号のビーム形成に適した制御法として局部発振(局発:LO)信号の位相を制御する方法(LO位相制御法)がある。しかし、高周波移相器にて狭ビームを高角度分解能で制御することは一般的には難しい。一方、著者らは、局発を2つの発振器から構成し、より低い周波数帯で位相制御を行う方法(低周波LO位相制御法)を提案している。本報告では、低周波LO位相制御法について局発の周波数を制御することで可変移相器を用いることなく位相制御を行う方法を提案する。また、2ブランチ送信系において、提案法による位相制御を実証する。