電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-8
SiGe-BiCMOS プロセスを用いた広帯域・高精度な可変利得・移相回路
○藤原孝信・下沢充弘(三菱電機)
APAA技術は、民生から防衛まで幅広い分野への適用が期待されている.APAAは,多数のアレー素子を用いてビーム形成を行うため,各アレー素子に用いられる可変利得・移相回路の低コスト化と小型化が重要であり,安価なSi系デバイスを用いたチップ開発が主流になりつつある.我々は移相器と可変減衰器を小型化するために縦積み構成の有効性を提案してきた[1].さらに近年は,通信/レーダ/電子線などの多様な用途に1チップで対応できる広帯域・高精度な可変利得・移相回路への期待も高まっている[2].そこで,入力整合や回路内部の段間整合を広帯域化し,動作周波数6.5~14.5GHz(比帯域67%)にて高精度な移相・振幅特性を確認したので報告する.