電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-2-4
80MHz広帯域変調信号に対応する高効率広帯域GaNエンベロープトラッキング増幅器
坂田修一・○山中宏治(三菱電機)・Lanfranco Sandro・Kolmonen Tapio・Piirainen Olli(Nokia Bell Labs)・藤原隆信・新庄真太郎(三菱電機)・Asbeck Peter(Univ. of California, San Diego)
高速大容量通信の需要にこたえるため、無線通信基地局用増幅器にはPAPRが大きくかつ変調帯域の広い信号を高効率に増幅することが求められる。PAPRの大きな信号に対しては、バックオフでの効率を改善するエンベロープトラッキング増幅器が盛んに研究されている。しかし、高速・高電圧動作を両立する電源変調器の実現が困難であったため、広帯域変調信号に対応するET増幅器の実現は困難であった。本研究では、高速・高電圧を両立するGaNデバイスを電源変調器に適用し、かつ広帯域変調信号に対しても歪補償が可能なReal-time 歪補償システムを使用することで、世界最大の変調帯域80MHzに対応する高効率広帯域GaN ET増幅器の動作に成功したので、報告を行う。