電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
BS-5-6
衛星放送受信用12/21GHz帯偏波共用給電アンテナの試作
○長坂正史・中澤 進・岩崎充志・田中祥次(NHK)
2016年8月,衛星放送のBS-17chを用いて超高精細度テレビジョン(4K・8K)の試験放送が開始された.12GHz帯右旋円偏波は現行放送と4K・8K試験放送で全チャンネルが利用されているため,同じ周波数帯域で異なる放送サービスを提供できる12GHz帯左旋円偏波の利用が検討されてきた.実用放送では右旋・左旋を用いて4K・8Kの多チャネル放送が実現する予定である.衛星放送用周波数として21GHz帯(21.4~22.0GHz)も割り当てられており,立体放送など,将来の大容量コンテンツの伝送路として利用が検討されている.そこで,衛星放送の受信設備の小型化を目的として,1台のパラボラアンテナで12GHz帯右旋・左旋と21GHz帯を受信可能とする12/21GHz帯偏波共用給電アンテナを試作し評価した.