電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
BS-5-4
宇宙機用リチウム系蓄電デバイスの基礎研究
○中島裕貴・嶋田修平・内藤 均・山田知佐・川瀬 誠(JAXA)
人工衛星用として使用される電子部品はその環境下もしくはそれに近い温度でも動作するように設計されている.一方,二次電池として一般的に使用されているリチウムイオン電池は常温に近い温度で使用するように設計されているため,他の電子部品等と比べ仕様温度範囲は狭い.しかしながら,民生用のリチウムイオン電池がより広い温度で使用できるようになれば,熱設計の簡素化及び衛星コスト削減等に寄与できると考えられる.
本研究では温度管理フリーな蓄電デバイスの実現に向け,民生用リチウムイオン電池を用いて常温よりも高い温度領域での特性及び劣化挙動を把握するとともに,より広い温度幅で蓄電デバイスが運用可能かを検討した.