電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
BP-2-5
パワード・ヒューマン、パワード・ソサイエティ時代の課題とは?
野本真一(KDDI総合研究所)
ウェアラブル化した人工器官を脳で操るという「パワード・ヒューマン」に向けた投資が活発化している.その先には人工脳が待ち構えており,「人間とは何か?」という本質的課題にそろそろ真剣に向き合わなければならない.「パワード・ソサイエティ」の視点では,すでにアプリ利用において契約行為を日常的に行っており,今後は自らの代理人にその契約権限の一部を委譲した上で,IoT世界での多種多様で複雑な契約行為がリアルタイムトランザクション化していくであろう.法(法律・契約)整備は後追いにならざるを得ず,この領域でのイノベーション不足は大きな課題であり,Blockchain技術の応用に期待が高まるのもその表れである.