電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-21-22
受電位置に依存しないキャビティ共振モードWPTシステムの開発
◎二村真司・古巣大吾・高野一平・田村昌也(豊橋技科大)
近年,ワイヤレスセンサネットワーク(WSN)を用いた農業ICTが注目されている.筆者らはWSNを構成するセンサノード(SN)への給電方法としてキャビティ共振型WPTを提案している.この方式の課題としてSNの設置場所ごとに整合条件が異なるため受電回路の個別設計が必要となる点が挙げられる.しかしながら,これらを個別設計するのは非現実的であり受電位置に依存しないWPTシステムが必要である.本稿では電磁界解析と回路解析を行いキャビティ内のインピーダンス操作による受電位置に依存しない整合手法の検証を行った.整合手法としてリアクタンス付整合プローブを用いた.結果,これを用いることで設置場所を変えても整合をとることができる可能性を示した.