電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-21-10
ワイヤレス電力伝送の給電効率適応制御特性に関する検討
○山根俊博・古川 慧(清水建設)・西方敦博(東工大)
本稿では、給電方向制御を目的とした磁界結合方式のワイヤレス電力伝送を提案する。本方式では、送電回路と受電回路の位置関係に応じてリアクタンス素子の容量を調整することにより、回路の整合をとる。具体的には、設計周波数13.56MHz においてSパラメータS21が最大となるように、最適化計算によりリアクタンスを決定した。送受信システムの位置ずれが0, 100, 200, 300mmの場合について伝送特性S21を測定した結果、位置ずれなしの場合のリアクタンスのまま位置ずれ長を変化させた場合と比較して、設計周波数における伝送特性S21の低下が0.3から0.6に改善されることが明らかになった。