電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-21-8
電流密度の小さな構造にペナルティを与える実数値型GAを用いたRF-DC変換回路の自動設計
◎中川賢人・藤森和博(岡山大)
宇宙太陽発電システムSSPSの実現に向けた実証実験が行われるなど,マイクロ波を用いた無線電力伝送が注目されている.マイクロ波無線電力伝送のキーデバイスの一つとしてRF-DC変換回路が挙げられるが,実装するダイオードの非線形性のために,試行錯誤的に設計することが多かった.そこで著者らは,RF-DC変換回路の自動設計において,LE-FDTD[1]法と遺伝的アルゴリズム(GA)を組み合わせ,回路パターンの重複を許した複数のパッチで構成する手法[2]の提案を行ってきた.しかしながら,構造中に現れる電流密度の小さな局所構造を排除できていない課題があったため,アルゴリズムの改良を行い,不要と考えられる構造の遺伝を抑制することを試みた.