電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-19-8
可視光無線通信用LEDにおけるバックオフ最適化の検討
◎近森太洋・冨里 繁・田野 哲・上原一浩(岡山大)
照明用LEDによる可視光無線通信が研究開発されているが,LEDの入出力特性の非線形性により,受信特性が劣化するという問題がある.従来研究では,LEDの線形化手法の適用及びLEDを飽和領域で使用することによる受信特性の改善効果を明らかにした.しかしながら,飽和領域の使用では,通信距離が短い場合に受光素子やLED回路での飽和による非線形歪雑音が増大し,受信特性が劣化する.
そこで,本研究ではLEDの入力バックオフを受信機雑音電力比に対して最適化するLEDの飽和制御を行い,その受信特性改善効果を評価する.評価結果から,受信機の雑音電力比に対してLEDの入力バックオフを最適化することにより,受信特性を改善できることを明らかにした.