電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-19-5
LT符号を用いる無線センサネットワークの総送信回数に関する理論検討
○張 裕淵・府川和彦(東工大)
広い土地などの環境モニタリングを行うため,無線センサネットワーク(WSN)の活用が盛んに検討されている.固定電源を確保できない場所や有線通信網に接続しにくい場所では,LT符号を用いたWSNが提案されている.LT符号により各ノードのデータがネットワークに分散され,無人機やドローンなどのモバイルコレクタを用いて,LT符号化されたパケット(LTパケット)を収集する.従来検討ではノード間にフェージングチャネルを仮定し,計算機シミュレーションによる検討のみで理論検討を行っていなかった.本稿ではLT符号を用いるWSNの総送信回数について理論解析を行い,パケット誤り率(PER)と総送信回数との関係を明らかにする.