電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-18-27
無線LANパケットの送信タイミング制御によるオンオフ変調でのセンサノード向け情報の埋め込み
◎高木 雅・川原圭博(東大)
近年,空間中に多数のセンサノードを配置して,きめ細やかなセンシングを低コストで行えるようになった.これらの機器は乾電池で数ヶ月の駆動が可能であるが,電池の交換に掛かる人的コストを考慮すると,無線給電により半永久的に動作できる状態にする方が好ましい.また,電力と同時にセンシングの実施時刻や種別といった情報を伝達できると便利である.そこで本稿では,無線LANルータを給電源としたマイクロ波給電において,ダミーパケットで空きスロットを埋め,CTSパケットを用いて周囲の無線LAN機器のパケット送信タイミングを制御することで,給電波の実質的なオンオフ変調を行い,給電波に情報を埋め込む手法を提案する.