電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-18-7
洋ナシ栽培経験則導入のための灌水制御実験システムの構築
○田邉直大・宮川和也・山﨑達也(新潟大)
農業において,基本的に適切な水管理はいかなる農作物であろうとも収穫量と品質を高めるために重要な要素の一つである.一方で,定期的に耕作地の状況把握と適切な灌水作業を行わなくてはならず,農作業における水管理の負荷は小さくない.そのため,水管理の自動制御には以前から関心が集められている.また,洋ナシのように露地栽培で育成する果樹にとって,水管理の最適な制御は難しい課題であり,これまでは農家の経験と勘に基づいて行われてきた.本研究は,洋ナシ栽培における水管理に関する環境センシングをし,その結果と農家自身が判断した水の過不足との比較を行うことで,適した灌水を自動的に制御するシステムの開発を目指す.