電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-18-6
TDOA-AOAハイブリッド位置推定法における測定データの推定前平均化の効果
○小澤明紀・上林眞司(中京大)
屋内における位置推定サービスの需要が拡大しつつある。きめ細かな位置情報を提供するために,推定精度の向上が求められている。従来は推定精度を向上する方法の一つとして、推定位置を平均化することにより誤差を低減する方法が一般に使われてきた。本研究では,推定前に測定データを平均化し,平均化測定値を用いて位置推定する方法を提案する。提案法を,TDOA(Time Difference of Arrival)-AOA(Angle of Arrival)ハイブリッド位置推定に適用した時の効果を,計算機シミュレーションにより検証した。提案法は,従来の推定位置平均化法に比べ,推定分布の広がりを小さくすることが出来、y=10(m)の推定点では,推定誤差を約5.5%低減することが確認できた。