電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-17-13
逐次学習による無線規格識別のための正規化手法
◎朝倉健太・市川晴久・川喜田佑介(電通大)
コグニティブ無線における周波数共有技術の中で、干渉を避ける目的で非権利ユーザーが権利ユーザーの無線アクセス技術(RAT)を識別することは重要である。一方で、多種多様な無線通信を利用したサービスの出現により、無線規格が多様化・複雑化している。そのため、無線規格の多様化・複雑化に容易に対応可能なRAT識別システムを、コグニティブ無線に用いる事が望ましい。本研究では、逐次学習を用いて同一周波数帯に複数存在する信号のRATの識別を目的とした。そして、類似する特徴量を持つ信号のRATに対する識別精度の向上を課題とし、信号情報の正規化手法の提案を行った。提案手法を用いて作成したRAT識別器に対して、ROCカーブの算出によって評価を行った。評価結果より、提案手法の利用により、RAT識別器のAUCが0.37上昇することが明らかになった。