電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-15-7
無線マルチホップネットワークにおける隠れ端末による干渉と捕捉効果を考慮したルーティングメトリックの提案
◎前迫敬介・高木由美・鎌田十三郎・太田 能(神戸大)
本稿では,IEEE 802.11 規格のCSMA/CA方式を採用している無線マルチホップネットワークにおけるルーティングメトリックを提案する.先行研究では,SINRをメトリックに利用している.しかし,送信端末のキャリアセンス範囲内の端末の干渉も組み込んでおり,受信端末でのSINRを正確に見積もることができない.また,別の研究では,隠れ端末の送信率をメトリックに利用している.しかし,受信端末での捕捉効果を考慮しておらず,よりBERが低い経路を判別できない.そこで本稿では,送信端末の隠れ端末であり,かつSINRを小さくしパケット損失をもたらす端末の数をメトリックとして提案する.