電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-46
光注入同期を用いた42.3 Tbit/s, C-band WDM 64 QAM-160 kmコヒーレント伝送
◎管 貴志・葛西恵介・吉田真人・中沢正隆(東北大)
光注入同期は簡便な構成で高精度なデータ信号と局発レーザ間の光位相同期を実現できる。最近我々は本方式をWDMコヒーレント伝送に適用し42.3 Tbit/s, C-band WDM 64 QAM 信号の160 km伝送に成功している。今回本伝送における光注入同期特性を詳細に評価し、0.24度以下の低雑音な光位相同期をC-band全域で実現した。またより詳細な復調特性の評価を行い、光S/Nの最も低いチャネルにおいても20%のFECしきい値を充分下回る符号誤り率特性が得られた。本伝送では42.3 Tbit/sの信号を4.7 THzの帯域で伝送しており周波数利用効率は9 bit/s/Hzに達する。