電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-10-43
大容量 弱結合10モード多重伝送実験
◎相馬大樹・別府翔平・若山雄太(KDDI総合研究所)・五十嵐浩司(阪大)・釣谷剛宏(KDDI総合研究所)
近年,伝送容量の拡大を目指して,Few-modeファイバを用いたモード分割多重技術(MDM)に関する報告がされている.最近では,10モード多重により115 Tbit/sの伝送容量が達成されている.この実験では,受信器側において20×20サイズのデジタル信号MIMO処理により全てのモード間の結合を補償している.一方,モード間結合が抑圧された弱結合MDM方式では,信号処理に必要なMIMOサイズが2×2または4×4に削減可能であるため,信号処理負荷の大幅な低減が期待される.本研究では,C+L帯に渡って336波長多重された偏波多重QPSK信号を10モード多重伝送し,2×2または4×4の部分MIMO処理のみを用いて,単一コアファイバにおける世界最大の伝送容量である257 Tbit/sを達成した.