電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-6-7
仮想化環境下における複数フローの通信最適化手法
◎本間俊介・奥川 徹(NTT)
柔軟なサービス提供や設備運用の効率化を目指し, ネットワーク機能の仮想化(NFV)が検討されている.NFVでは,トラヒックを必要なSFへパケットを転送するため,サービスチェイニングが求められる.サービスチェイニングでは,SFの配置に依ってパケットが同一リンクを複数回経由する場合があり,輻輳が発生しやすい.輻輳にはQoS制御が有効だが,従来のフロー単位でのQoS制御では,スループットやSFの利用効率が低下してしまう.本稿では,経由したSFの数や消費したSFリソースに応じてパケットの優先度を更新し,当該優先度に応じたQoS制御を行う方式を提案し,複数のフローが存在する場合において,その有効性について示す.