電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-69
アンテナ選択によるCMAアダプティブアレーの干渉抑圧特性安定化
○丸田一輝・安 昌俊(千葉大)
定包絡線アルゴリズム(CMA)はチャネル情報の推定が不要なアダプティブアレーアルゴリズムの一つとして知られており,未知の干渉を抑圧可能であることから異システム間周波数共用への応用等が期待される.しかし,CMAは初期状態において所望信号を捕捉することで干渉を抑圧するよう最適化を図るアルゴリズムであるため,瞬時変動を伴う伝搬環境では誤って干渉信号を捕捉してしまう恐れがある.本稿では,レイリーフェージング環境において,受信レベルが最大となるアンテナをCMAの初期入力とすることで所望信号を捕捉する確率を高め,干渉抑圧特性を簡易に安定化させる手法を提案する.