電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-41
超多素子アンテナシステムにおけるビーム空間チャネル推定の特性評価
◎式田 潤・村岡一志・石井直人(NEC)
5Gに要求される高速・大容量伝送の実現には,超多素子アンテナを用いたビームフォーミング(BF)が有効である.TDDを適用した場合,基地局は上りリンクのチャネル推定結果を用いて下りリンクのBF伝送を行うことが想定される.チャネル推定誤差を低減するために,チャネルのビーム空間におけるスパース性を利用した,ビーム空間チャネル推定(BSCE)が検討されている.BSCEは上り参照信号の受信品質が劣悪な状況で有効と見込まれるが,これまで定量的な評価はなされていない.本稿では,上り参照信号の受信品質を変えながらBSCEを適用時の特性を評価し,非適用時に対する有効性を明らかにする.