電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-36
5G超高密度分散アンテナシステムにおける大容量化技術のアルゴリズム検討―協調MU-MIMOにおける移動UEの優先スケジューリング―
○瀬山崇志・伊達木 隆(富士通)・松山幸二(富士通研)・関 宏之・箕輪守彦(富士通)
筆者らは5G向けに,ホットスポットエリアに分散アンテナを高密度に配置し,集約基地局から集中制御する超高密度分散アンテナシステムに協調MU-MIMOを適用した大容量化技術の検討を行っている.しかしながら,UE間の直交化を行うMU-MIMOでは,UEの移動に伴うチャネル変動により,送信重み生成時に用いたチャネルと実際のデータ伝送時のチャネルの間にミスマッチが生じ,UE間の直交関係が崩れ,スループット性能が劣化する.本稿では,UE間の移動速度が異なる環境において,高速移動UEグループをチャネル推定タイミングに時間的に近いサブフレームに優先的に割り当てるスケジューリング方式を検討し,周波数利用効率を改善できることを確認した.