電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-25
上りリンク電波暗号化非直交多元接続手法のGaBP適用による大規模化の検討
○岡本英二・堀池直登(名工大)・山本哲矢(パナソニック)
第5世代移動通信システム(5G)においてinternet of things (IoT)デバイスなどの通信を収容する方法として,非直交多元接続手法が検討されている.我々はその一つとして,カオス通信の原理を応用した電波暗号化即時送信型非直交多元接続手法(grant-free sparse chaos code multiple access: GF-SCCMA)を検討している[1].しかしこれまでの検討ではユーザ信号分離にmessage passing algorithm(MPA)を用いており,ユーザ数が増えると計算量が指数関数的に増加するため,多重ユーザ数を増やすことに限界があった.ここで,非直交多元接続方式であるsparse code multiple access (SCMA)手法にGaussian belief propagation(GaBP)を適用することで大規模化を図る手法が[2]において提案されている.そこで本稿では,SCCMAにGaBPを適用して大規模化を行う手法を提案し,その特性を評価する.