電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-5-22
NOMAとOMAを同時に活用した無線リソース割り当てに関する一検討
◎末永大明・菅沼碩文・蛭間信博・天堤拓郎・前原文明(早大)
飛躍的な大容量化が求められており,その一アプローチとして逐次干渉キャンセラ(SIC)を用いた非直交多元接続(NOMA)の適用が検討されている.ところが,NOMAでは,ユーザ間のチャネル利得の差に基づきユーザを多重することから,チャネル利得の差が小さい場合に,その適用効果が低下する問題がある.

本稿では,NOMAのシステム容量のさらなる向上を目的として,複数のユーザをNOMAのみで多重するのではなく,OMAならびにNOMAとOMAの両方を組み合わせたリソースパターンを新たに設定し,各ユーザのチャネル状態に応じてシステム容量が最も良好となるリソースパターンを選択・送信する方式を提案する.また,提案方式の有効性を確認すべく,ユーザ数を3に設定し,提案方式,NOMA単独,OMA単独,及びNOMAとOMAを同時利用する場合のシステム容量特性を計算機シミュレーションにより取得するとともに,それらの特性を比較・評価する.