電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-27
近傍磁界遮へいを考慮した放熱用開口
◎藤井 渉・山本真一郎・畠山賢一・岩井 通(兵庫県立大)
近年,大電力機器から発生した低周波磁界ノイズ(数kHz~100MHz帯)が他の機器へ悪影響を与える問題が懸念されている.この磁界ノイズの遮へい方法として金属シールドを用いる方法があるが,同時に,大電力機器から発生した熱を放出させる構造を検討する必要がある.筆者らはこれまでに,磁界発生源を内包し,一面を開口面とした金属筐体モデルを考え,開口面における磁界分布を検討した.また,開口面をホールアレイ構造とするときに漏えいする磁界を理論的,実験的に検討した.本報告では,開口部の磁界分布に従い,磁界の強い位置と弱い位置のそれぞれに円形穴を設けた金属板を使用し,金属筐体の近傍界における漏えい磁界について検討した.