電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-4-17
60 GHz電波ばく露による表面温度上昇測定に関する検討
○川畑拳吾(青学大)・佐々木謙介・渡辺聡一(NICT)・須賀良介・橋本 修(青学大)
準ミリ波・ミリ波帯における生体影響として,体表での電波吸収に起因する温度上昇が挙げられる. そのため,電波ばく露による人体防護のための国際ガイドライン・規格では, 人体にばく露される電力密度が指標として利用されている.ここで指針値が与えられている電力密度の平均化領域は国際ガイドライン・規格によって異なるため,体表における上昇温度と電力密度の相関関係が得られる平均化領域について検討する必要がある.近年では数値ドシメトリ評価より,ばく露面積と生体加熱特性の相関について報告されている.一方で,我々は生体等価ファントムに着目し, このばく露面積と生体加熱特性の関係を実験的に明らかにするための検討を開始している.そこで, 本稿ではグリセリンファントムを用いたばく露量評価結果について報告する.