電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-2-27
探査機の自律航法のための画像処理におけるベクトル符号相関法によるテンプレートマッチングの符号変換時の閾値検討
◎門倉美幸(創価大)・津田雄一(JAXA)・伊与田健敏(創価大)
探査機における航法技術の1つとして画像を用いた方法があげられる.はやぶさ2よりも遠方の天体への高精度での離着陸,非常に高速度のフライバイやインパクトにおいては,信頼性が高くリアルタイム性のある自動マッチングをオンボードで行う必要がある.そこで本研究では,FPGAで画像処理が可能であるベクトル符号相関法を用いたテンプレートマッチングを適用することを検討した.
実際の宇宙空間では太陽の光があたる角度によって小惑星画像に対して明度の変化が起こる.また,輝度変化が少ない画像になることも考えられる.そのような画像に対し,符号変換を行う際に閾値を適切に決めることにより,より正確にマッチングが行えることが期待できる.そこで,本稿では精度が良いマッチングが行えるような符号変換時の閾値決めの方法を検討した.