電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-2-3
ALOS-2/PALSAR-2マルチパスPolSARデータを用いた散乱電力分解法に関する基礎検討
○宮崎孝祐・山田寛喜・佐藤亮一・山口芳雄(新潟大)
近年,偏波合成開口レーダ(PolSAR)による観測が盛んに行われている.PolSARデータを用いた解析手法にターゲットの散乱特性を表面散乱,2回反射散乱成分,体積散乱成分に分類し評価する散乱電力分解法がある.電力分解法は各成分のパラメータを推定することで実現されるが,観測されたデータの独立量に対して全体の未知パラメータの数が多く解を一意に定めることができないという問題点がある.このことに対して,筆者等はマルチパスPolSARデータを用いて独立量を増やし,パラメータを直接推定する手法を提案している.本研究ではALOS-2データにおいても表面散乱,2回反射散乱成分のパラメータの推定なことを確認した.