電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-158
測定面の位置ずれ補償付き平面状近傍界振幅測定による遠方界推定
◎杉本義喜・新井宏之(横浜国大)
被測定アンテナの近傍電磁界振幅を複数面用いた近傍界測定は,振幅のみから位相を推定できるため,高周波数帯における電気的大開口アンテナの遠方界推定に有効であるが,プローブ位置の設定ずれ等による推定精度の劣化が問題として指摘されている.本報告では測定面の位置設定に誤差が生じた場合における位置誤差補償機能付き近傍界振幅測定法ならびにそれを用いた遠方界推定手法を提案している.本手法により,測定面に一様な位置ずれ誤差が含まれる場合であっても,本手法によって正しく位相分布を推定し,遠方界を正確に求められることを示している.