電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-134
可変給電回路を用いたシングルRFフロントエンドによるマイクロ波生体方向推定法
◎佐々木克海・本間尚樹(岩手大)・中山武司・飯塚翔一(パナソニック)
著者らは,位相情報を含まないRSSI (Receiving Signal Strength Indication) のみを用いた生体方向推定レーダを提案している.同手法では無給電アンテナを用いることで,単一の受信フロントエンドにより生体方向推定を実現しているが,受信アンテナと無給電アンテナの結合を強めるためにアンテナ素子間隔を狭める必要があり,アンテナ開口幅に制限があった.本報告では,任意に配置したアンテナからなるアレーアンテナと,可変給電回路を用いたシングルRF フロントエンドによる生体方向推定法を提案する.可変給電回路は合成回路に可変素子を装荷することにより実現される.実験結果より,推定角度誤差はアンテナから見た人体半身の開き角である5.4°以内に収まることを確認した.