電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-115
メタ表面反射板を用いた近距離MIMOのチャネル容量改善
◎久世竜司・福迫 武(熊本大)
大容量の移動通信を実現する伝送方法として, Multiple Input Multiple Output (MIMO)技術がある.MIMOはマルチパス環境において最も効果を発揮するが,近距離でのMIMO伝送は,直接波の影響が支配的となる.よって,アンテナ配置の影響を大きく受け,チャネル容量を確保できない場合がある.この問題を回避するために,アナログ回路による信号処理や, NLOS環境下ではリフレクトアレーを用いた改善方法が提案されている.
本報告では,近距離MIMO伝送において,アンテナの近くにメタ表面反射板を設置することでパスの増加を図る.また,そのときのチャネル容量特性の評価を行う.