電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-48
多層媒質のグリーン関数を用いたモーメント法による海中のアンテナの数値解析
○今野佳祐・陳 強(東北大)
高損失性媒質は電磁波を著しく減衰させることが知られており,体内や海中などの媒質における無線通信はあまり盛んでなかった.また,このような高損失性媒質の多くは高い誘電率を持ち,波長に比べて大規模であることから,媒質中のアンテナの振る舞いや伝送特性を明らかにすることすら容易ではなかった.その一方,近年の電磁界数値解析技術の発展により,このような損失性媒質中にあるアンテナの振る舞いや伝送特性を明らかにし,高損失性媒質中における無線通信技術を確立しようという試みがなされている.
本報告では,多層媒質のグリーン関数を用いたモーメント法により,海中におけるアンテナの特性を明らかにする.