電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-15
Unmanned Aerial Vehicleを用いた4.9GHz帯屋外-屋内電波伝搬測定
○齋藤健太郎・ハン キイ・キラティウォラナン ノッポン・高田潤一(東工大)
年々増加する移動通信分野のユーザトラフィックを収容するため,近年では人口の多い都市部を中心に半径数10 m程度の小さなサービスエリアを持つスモールセルが活用されている.スモールセルシステムのエリア設計では,近接するサービスセルどうしの無線干渉を最小限に抑えながらエリアのカバー率や通信容量を高めるため高密度にセルを配置する事が求められており,電波伝搬特性の精密な把握が必要である.
本研究では小型無線機をUnmanned Aerial Vehicle (UAV)に搭載し,屋外から建物高層階に存在するユーザへの4.9GHz帯伝搬損失測定を行った.建物侵入損失はユーザ正面にある窓付近では5~10dB程度であったが,窓正面方向から離れるに従って急激に増加した.今後は各到方位角における伝搬損失特性に関してより詳細な解析を行う予定である.