電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-11
屋内環境の点群データを用いた26-66GHz帯の伝搬特性推定法
○猪又 稔・佐々木元晴・鷹取泰司(NTT)
5Gでは,広帯域で大容量な通信が期待できる6GHz以上の高周波数帯の利用を検討している.高周波数帯では,構造物からの散乱波がUHF帯に対して大きく影響するために,散乱波を考慮できるレイトレーシング法とERモデルとのハイブリッド法が検討されている.しかし,実際の屋内環境における推定精度は不明確であり,ERモデルで設定するパラメータである表面粗さの影響は明らかにされていない.本稿では,屋内環境の什器などの詳細な構造物の点群データを,ハイブリッド法に適用した伝搬推定法を提案し,26-66GHz帯の測定結果との比較により,本手法の性能と表面粗さの値を示す.