電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
AS-2-2
被災者支援システム上の避難者身元特定への生体認証の活用
○酒井康夫(JAISA)・吉田 稔(西宮市情報センター)・齋藤 訓(日立システムズ)
JAISAは,官民共同で、全国の自治体に提供されている被災者支援システム上で,生体認証を活用して避難者の身元の特定を行うための研究開発に取り組み,機能実現に必要なシステム構成と連携API仕様を明確にした.また,被災者支援システムと生体認証技術が連携することの有効性を検証した.
更に,今後の被災者支援システムへ生体認証機能を提供する際の共通基盤として、成果を被災者支援システムに提供すると共に業界で共有した.
この研究開発成果の活用により,自ら誰であるかを示すことが難しい避難者の方でも身元を確実に特定できるため,スムーズな避難所への入所と,その後の支援も,個別の事情の把握により的確に提供できることが期待できる.