電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
AS-1-4
ストカスティック演算に基づく 省面積・省エネルギー脳型 LSI 実現
鬼沢直哉・松宮一道・○羽生貴弘(東北大)
近年,ディープラーニングをはじめとする「脳型コンピュータ」の研究が盛んに行われている一方で,人間の脳と比較して消費電力が膨大になってしまうことが知られている.筆者らはこれまで,従来のニューロンベースによるアプローチとは異なる,機能モジュールベースによる省エネルギー脳型LSI(Brainware LSI(BLSI))の実現に向けた研究を行っており,特にハードウェア実現においては,確率的演算であるストカスティック演算を活用することで,脳型LSIの省面積・省エネルギー化を実現してきた.本稿では,脳型LSIの実現例の一つとして,脳の第一次視覚野(V1)の近似モデルであるガボールフィルタのLSIについて紹介する.