電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
AS-1-3
動的な桁上げマスクを可能にする近似加算器の特性評価
◎Tongxin Yang・請園智玲・佐藤寿倫(福岡大)
画像処理や音声処理などの分野において,個々の演算器の演算結果の小さな誤り
が,大局的に処理の出力結果を見たときに,大きな変化につながらない計算があ
る.この場合,制御可能な範囲の計算の誤りが発生する演算資源を,設計者が故
意に計算に適用することにより,正確な演算が可能な計算に比べ,計算性能や回
路資源及び消費電力の面において優位性をもつことがある.このような意図をも
った計算を近似計算と呼ぶ.近似計算ハードウェアの可用性を高めるために,本
稿は動的に演算精度の制御が可能な近似加算器を提案し,その特性評価を行う.