電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-16-6
静止領域判定を用いたビデオマッティングの低演算量化
◎山口真理子・外村喜秀・長田秀信・高田英明(NTT)
ビデオマッティングでは動きを考慮することで時間的なちらつき(フリッカー) を抑制している.しかし,動きを考慮したマッティング処理[1] では,同時に処理するフレーム数の増加に伴い大きな逆行列演算処理が問題となる.そこで,本稿では静止領域判定を用い,動きに関する項を分離することにより,フレーム数の増加に伴う行列サイズの増大が無いビデオマッティング低演算量化手法を提案する.実験により,提案手法はフリッカーを抑制しつつ,従来法よりも約2 倍の処理速度で動作することが確認できた.