電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-16-3
提示画角(画面の大きさ)と視線の関係についての分析
○中川理子・小山玲子・菅沼美由起・望月信哉・山田光穗(東海大)
家庭におけるテレビの観視条件を調査した研究ではテレビに対して,視聴位置はテレビの右側に約37%,左側に約60%を占めていると報告されている.4Kテレビの普及が本格的になり,8Kの実用化も進んでいる.これらのテレビは画素構造が小さく,より近距離から観察してもその粗さが気にならない.標準的な観察距離は4Kで1.5H,8Kでは0.75Hとされ,視聴者は近距離から広視野の画像を楽しむことができる.我々は,観視距離や視聴位置を変化させた実験を行い,平均注視位置が,画像と観視距離,視聴位置に依存することを示している.本実験では各家庭での視聴状況を反映するものとして,同一視距離で提示画角を変えた時に,視線の動きに違いが生じるかどうか解析した.