電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-13-1
航空管制リアルタイムシミュレーション実験による関西国際空港へのRNP AR進入方式導入可能性の調査
○天井 治(電子航法研)
RNP AR進入方式とILS進入方式が同一滑走路にて同時に運用される混合運用の実現可能性について、関西国際空港を対象にした航空管制リアルタイムシミュレーション実験により調べた。管制官役とパイロット役を立てたHuman-in-the-loopシミュレーションを行った。管制官役はターミナルレーダ管制経験者が行った。
仙台空港をベースとした仮想空域(仮想仙台)ではIFR到着機20便/時、混合率3割、AR最優先方式での実現可能性が見えていたが、より複雑で制約の多い関西国際空港では同様の便数(現行のピーク時便数)では混合率3割での混合運用での管制は仮想仙台に比べて難しいことが分かった。今後は、17便/時(19時以降のピーク時便数)、混合率10~15%での実験を予定している。