電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-11-1
ブロックチェーンを用いたAI推論信憑性維持・管理システムの提案 −人工知能活用社会へ向けての提言−
○亀田弘之・相田紗織(東京工科大)
AI技術が実社会において真に有効に利用されるためには、AIによる推論結果が信頼の置けるものである必要がある。このような問題意識から、筆者らはブロックチェーンの技術を応用し、AI推論システムが入力として利用するデータ・情報・知識の信憑性を維持・管理するシステムを提案し、その実現に向けての検討及び今後の方針について述べた。ブロックチェーンにおける台帳には、「誰がいつどこからどのようにして得た情報を、いつどのように処理加工して得られたもの(データ・情報・知識)なのか」の情報を記載すべきこと、また、将来的には“なぜ”そのデータ・情報・知識をその推論に利用したのかの理由なども記載することが重要であることなどを指摘した。