電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-9-9
スペクトログラムを用いた信号検出における閾値精度評価
○能田康義・山下靖貴・谷 重紀・元吉克幸・岡村 敦(三菱電機)
2.4GHz などのISMバンドでは,種々の変調方式や帯域幅を持った信号が伝送されており,干渉により通信品質を確保することが難しい場合がある.このような環境では,広帯域を観測して自身が伝送に用いる周波数を決定する手法が有効であるが,周波数ホッピングする信号を干渉として検出する場合,時間・周波数軸上で信号有無を解析する処理が必要となる.
筆者らは,スペクトログラムを用いた検出方式を提案し,周波数ホッピング信号の検出が可能であることを示した.しかしながら,雑音や広帯域の干渉が変動する環境での導入を行うには,観測時間を短くする必要があり,閾値を生成するために必要な信号蓄積時間を評価する必要がある.
本稿では、閾値生成に用いる信号の観測時間幅を変化させて提案方式を評価した結果を報告する。