電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-8-11
VDT作業を主とした業務時の疲労測定指標の比較
○松村寿枝・河村絵美・小坂洋明(奈良高専)・橋本英樹・香川敏也(プロアシスト)・吉村宏紀・清水忠昭(鳥取大)
本研究では,VDT作業を主とするソフトウェア開発企業の業務前後で提案する音声指標と従来の疲労測定指標の結果を比較し,有効性を示すことを目的とした.40~60歳代の男性30名の疲労測定指標の結果から,業務前後でt検定による有意な差があったものは,8発声(5種類の音声 × 3種類の音声指標=15種類中)であった.一方で,従来の疲労測定指標では,t検定の結果有意であったのはフリッカーと脈拍の2種類であった.提案する音声指標が疲労測定指標としてVDT作業でも有効であることがわかった.一方で,実用化の際にクリアすべき問題点として,録音機器の違いや周囲雑音の影響の検討など解決すべき課題もあることがわかった.