電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-6-8
MTJ素子に基づく不揮発性フリップフロップを使用したマイクロプロセッサチップの試作と不揮発性パワーゲーティングの実機評価
◎△工藤 優・宇佐美公良(芝浦工大)・天野英晴(慶大)・平賀啓三・周藤悠介・屋上公二郎(ソニーセミコンダクタソリューションズ)
MTJ素子ベースの不揮発性フリップフロップ(NVFF)を用いてMIPS R3000のアーキテクチャを持つマイクロプロセッサを設計した。
マイクロプロセッサにおける不揮発性パワーゲーティングの消費エネルギーを評価するため、アプリケーション実行時の消費エネルギーおよびリークエネルギーを実測した。
さらに、マイクロプロセッサ内の不揮発性フリップフロップにスキャンチェーンを実装することにより、NVFFにおけるストア、リストア動作を評価し、ストア時に必要な消費エネルギーを実測した。
これらの消費エネルギーをもとに、マイクロプロセッサにおける不揮発性パワーゲーティングのエネルギーオーバーヘッドと削減可能な消費エネルギーの損益分岐時間を評価した。