電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-6-5
Cコンパイラのランダムテストにおける非実行パス上の被代入変数の参照の導入
◎前田紘輝・石浦菜岐佐(関西学院大)
コンパイラのランダムテストは, ランダムに生成したプログラムによりコンパイラに潜在する不具合の検出を試みる手法である. 中村らは, プログラムの等価変換によって複雑な算術式, 条件文, ループ文を含むテストプログラムを生成する手法を提案している. この手法では, 実行されないパス上の文が後続の文に影響を及ぼさないようなプログラムを生成するが, V. Leらは, 非実行パスに挿入した文がコンパイラの潜在的な不具合を検出する例が報告されている. そこで本稿では, 中村らの手法に非実行パス上の被代入変数の参照を導入する手法を提案する.